工事担任者 総合通信・技術・理論

光ファイバの施工・測定の公式・重要用語まとめ

光ケーブル、融着接続、コネクタ、測定を扱います。

最初に押さえる

学習のポイント

  • 光ケーブル、融着接続、コネクタ、測定を扱います。
  • 用語の名称だけでなく、役割・対象・似た用語との違いまで説明できるように整理しましょう。
光区間の損失を足し上げる場所ファイバそのものだけでなく、融着接続とコネクタの各か所でも損失が発生します。
コネクタ接続損失
光ファイバ + 融着αl + 接続か所数分
コネクタ接続損失

計算に使う

重要公式

式そのものだけでなく、各記号が表す量と単位、公式を使える条件をセットで確認してください。

区間損失

Ltotal=αl+Lsplice+LconnectorL_{\mathrm{total}}=\alpha l+\sum L_{\mathrm{splice}}+\sum L_{\mathrm{connector}}

ファイバ損失、接続損失、コネクタ損失を合計します。

記号の意味

LtotalL_{\mathrm{total}}

光区間全体の損失単位:dB

α\alpha

光ファイバ1 km当たりの損失単位:dB/km

ll

光ファイバ長単位:km

LspliceL_{\mathrm{splice}}

融着・メカニカル接続1か所の損失単位:dB

LconnectorL_{\mathrm{connector}}

コネクタ1か所の損失単位:dB

使い方と注意点

ファイバ固有損失αlに、実際の接続か所数とコネクタ数を掛けた損失を加えます。設計ではさらに余裕分のマージンを見込みます。

計算例

0.4 dB/kmを10 km、融着0.1 dBが4か所、コネクタ0.5 dBが2か所なら合計5.4 dBです。

本番で迷わない

問題を解くときの手順

計算問題

  1. 問題文から、分かっている量と求める量を抜き出します。
  2. 接頭語を含めて単位をそろえ、使う公式の各記号へ対応させます。
  3. 式を文字のまま変形してから数値を代入します。
  4. 単位、符号、桁数と、答えが常識的な大きさかを確認します。

暗記・知識問題

  1. 「正しいもの」「誤っているもの」のどちらを選ぶ問題か確認します。
  2. 選択肢を主語・対象・働き・条件に分けて読みます。
  3. 似た用語へ置き換わっていないか、方向や大小関係が逆でないかを確認します。
  4. 法規では数値や期限だけでなく、誰が何をする規定かも確認します。

選択肢を見分ける

重要用語

用語名だけを暗記せず、「何を対象にするものか」「どんな役割・性質があるか」を一緒に覚えましょう。

融着接続
光ファイバ端面を加熱して溶かし、一体化する接続方法です。
OTDR
後方散乱光を測り、損失や障害位置を距離方向に表示する測定器です。
曲げ損失
光ファイバを小さな半径で曲げたときに光が外へ漏れて生じる損失です。

理解を確認する

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